ライズコーチとは?
- 子育てに関する本を100冊以上読み、実践してきた
- ライズサッカースクールを経営するサッカーの指導者
- プロとして12年間で約3000人の選手を指導
- アメリカでの指導経験を持つ
ライズサッカースクールとは?
- 指導方法が評判になり、5年間で約800名の生徒を集客
- 2020年現在約500名の生徒が在籍
子育ての悩みランキングTOP10
1位:子どもの将来(教育方針)
2位:しつけ方
3位:お金の不安
4位:すぐにイライラしてしまう
5位:自分の時間が持てない
6位:ワンオペ(協力者がいない)
7位:子どもの体調
8位:上のこと下の子で(兄弟姉妹)平等に扱えない
9位:仕事や家事との両立
10位:夫婦で話し合う時間が持てない
このように、子育ての悩みは様々です。
子どもの健やかな成長を願えばこその悩みも多く、
また、お父さんお母さんの心身の疲れやストレスを解消することが悩みの解決につながるものもありました。
今回挙げられた子育ての悩みの多くは、このブログの記事を通して解決するきっかけになってくれることだと思います。
そこでこの記事では、【2位:しつけ方】と【4位:すぐにイライラしてしまう】という悩みを解決する為の具体的な方法を紹介します。
子どものダラダラを改善するには
子どもの生活習慣で親がイライラすること、それは「ダラダラしている」ということではないでしょうか。「やるって言ったでしょ?早くやりなさい!」が定番になっていないでしょうか。
そのことをどのようにしつけをしたら効果的なのか、悩みを抱えている方が多いでしょう。
そうすることで、育児をしていくなかで遭遇する様々な『ダラダラしそうな場面』で冷静に対処する術を身につけていっていただけたらと願います。
大人ならスケジュールを立てて効率よく物事を終わらせていくことができますが、
子どもは「時間の感覚」がまだ不確かです。
8月3 1日に「宿題が残ってる」とべそをかくのも同じ理由。
「未来を予測し、スケジュールを立てて少しずつやっておく」ことができないからです。
「子どもは」といいましたが、大人でもこういう人はいます。
ギリギリになって、「なんでもっと早くからやっておかなかったんだろう」と嘆くような大人になってほしくはないでしょう。
そうなりそうなときに、子どもにイライラしないようになるためには、まずは親自身が変わることが必要です。
そして、その次は、子どもが変わることも大切な要因です。
しかし、親が子どもを変えることはできません。
そして、子どもが変わる「きっかけ」を、親が与えることもできません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
それは、きっかけを生み出す環境を作ることです。
それでは、ちょっとした変化が「きっかけ」 になる、 3つの方法を紹介しましょう。
具体的な方法
勉強は「リズム」でタイムマネジメント
「子どもの 1日の学習時間は、学年×10分」と言われています。
大人にしてみれば 「たったそれだけ!?」と思いますよね。それなら楽勝だと。
しかし、子どもはそうではありません。1年生でも 5分と続かない子もいれば、30分の子もいます。
だからといって、 5分の子が集中力がないというわけではありません。
まだ集中して勉強に取り組める時期がきていないだけです。
子どもに関することはすべて「個人差がある」ことを忘れないのが、ムダなイライラを防ぐ決定打になります。
その上で覚えておいていただきたいのは、「人間は生体リズムに則って活動と休息を繰り返す」ということです。
たとえば睡眠は9 0分の深い眠りと2 0分の浅い眠りを繰り返すリズムがあります。
これを「ウルトラディアンリズム」といい、精神生理学者のペレツ・ラヴィー博士によれば、このリズムで作業(勉強)と休息を繰り返すのが、最も自然で、集中力が持続するといいます。 もし子どもが 1時間以上の学習ができるようになったら、「 1時間半勉強したら20分休む」という習慣を身につけさせましょう。
「1時間半の勉強なんて、とても!」というなら「ボモドーロテクニック」がおすすめです。これは2 5分集中したら5分休憩し、再び25分集中するというものです。
子ども自身で時間管理、すなわちタイムマネジメントができるようになれば、集中力はさらにアップします。キッチンタイマーやスマートフォンのアラーム機能を使うなど、さまざまな方法を示してあげるとよいでしょう。ちなみに、「ポモドーロ」 はスマートフォンのアプリでもたくさんあるので、試してみるとよしいでょう。
サボりたくなったら「後回しメモ」
勉強と休憩を繰り返して集中力を上げていっても、わからないところが出てくるなどしてつまずくと、他のことをしたくなるものです。
こんなときは心理学者のロイ・バウマイスターが提唱する「後回し戦略」を使いましょう。
9 0分間(または2 5分間)の集中タイムにふと寄り道したいことが浮かんだら、すかさずメモする習慣をつけさせましょう。
それも、「○○をしたい」という願望で はなく「○○をする」という予定の言葉で書くのです。
たとえば、お菓子が食べたくなったら「チョコレートを食べる」というように。
そして、やっとお待ちかねの休憩時間がきたときにメモを見ると、なぜか「別にいいや」という気持ちになっているはず。
「予定」としてメモしたことが、やらなくていいことになってしまうこの方法、気が散りやすい人にもおすすめです。
カレンダーを使って勉強を積み重ねる
9 0分(または2 5分)勉強し、20分(または5分)休憩するという、一 日のタイムマネジメントができるようになったら、次は長期のタイムマネジメント。
あらかじめ決めたゴールに向かって毎日積み上げていくことが目標ですが、 最初は難しいので、「少しずつやったら、たくさん積み重なった」ことを実感させましょう。
方法は簡単。カレンダーとシールを用意し、その日にやるべき勉強が終わったらシールを貼ります。
寝るまでに終われば青シール、夕飯までに終われば金色シールなど、
色を変えるとさらによいでしょう。そう、子どもが大好きなスタンプラリーと同じです。
すべての日をシールで埋めて「コンプリート」したくなるはずです。これに慣れたら次のステップ。
今度はゴールを決めて「この日までにドリル1冊終わらせてみよう」と提案してみるのです。
ドリル1冊が難しいなら、「この日までに金色シール1 0枚集めよう」という提案でもいいでしょう。いずれも子どもが確実に達成できる目標を設定し、「できた!」を実感させることが重要です。
見事目標を達成したら、ご褒美をあげましょう。最初からほしいものを与えるのでなく、おやつをグレードアップ、外出時にデザートを、好きなDVDを見てもいい、などと少しずつレベルを上げ、最終的にほしいものが得られるようにするのもポイントです。
僕が決めたこと
僕が決めたこと
これは、子どもではなくて自分自身に実施しました。
内容は、90分集中して仕事をやったら、20分はストレッチか筋トレをしながら、YouTubeにて知識をインプットする時間に充てること